『スマホをかざして電子マネー』を大学生に普及させるアイディアを提案せよ!―フェリカネットワークス―

「おサイフケータイ」をはじめ、スマホなどのモバイルで決済を行う電子マネー事業者を支えるプラットフォームやソリューションを提供するフェリカネットワークス。昨今では国を挙げてのキャッシュレス推進やコロナの影響もあり、電子マネーを取り巻く環境にも変化が見られる中、リアルな若者たちのマインドを理解し、今後の施策に役立てたいとキャリアインカレへのテーマ出題をしてくれました。今回は営業推進課の3名の社員に登場いただき、テーマの決定に至った背景や取り組む際のアドバイスをお話ししてもらいました。

【お話をしてくれた方】
玉川 修一さん(写真左)
プロダクト&サービス部 営業推進課 課長
これまでにモバイルFeliCaプラットフォームを活用した新サービスの立ち上げなどに携わってきた経験を持つ。現在の部署ではFeliCaを使うことができる電子マネー事業者をアカウント(お客様)として持ち、ユーザーの獲得及び利用促進に努めている。

林 絵里子さん(写真右)
プロダクト&サービス部 営業推進課
ソニー株式会社に在籍していた2005年からFeliCa事業部に所属。海外営業、国内営業、サービス企画など、様々な業務に携わった後、2014年からフェリカネットワークスへ。現在は電子マネー営業フロント及び、電子マネー6社と構成する電子マネー推進検討会の活動にも従事している。

坂谷 哲史さん(写真中央)
プロダクト&サービス部 営業推進課
地方テレビ局の営業職を経て、2017年にフェリカネットワークスに中途入社。営業推進課では、各種電子マネー事業者のユーザー獲得に向け、様々な施策を企画し、その実施に向けて奔走している。

モバイルとFeliCa技術の相性は抜群。

――まずは、『スマホをかざして電子マネー』とありますが、学生の中には各種電子マネーの違いがわからない人もいると思います。その点からお聞きしてもよろしいですか?

玉川さん:たしかに、クレジットカードやQRコードを読み取るものなど、電子マネーの種類自体は数多くあります。今回、私たちフェリカネットワークスが出題テーマに取り上げているのは、「おサイフケータイ」や「Google Pay」「Apple Pay」といったいわゆる、スマホをかざすだけで決済ができるモバイルFeliCa技術を使った電子マネーのことです。

――同じFeliCa技術を使った電子マネーにはカード型のものもあるとお聞きしました。カード型との違いは何ですか?

林さん:はい。カード型の場合はJR東日本さんをはじめ、サービス事業者が発行されているため、それぞれのサービスごとにカードが必要となります。ただ、そもそもFeliCaはマルチアプリケーション対応という点も一つの特長で、スマホなどのモバイルに搭載すれば、同じスマホをかざすだけで多様なサービスで安心、安全なキャッシュレス決済を行うことができるようになります。

坂谷さん:カード型と違って、アプリの画面を通じて残高の確認もすぐできますし、面倒なチャージもモバイルの通信機能を使えば、どこでも操作一つでできます。モバイルとFeliCa技術の相性は抜群なのです。

――すごく便利ですよね。それでも、大学生にはあまり普及していないのですか?

玉川さん:そうですね。その辺りが、今回の出題テーマともつながっています。

若者の本音を知ることが、最初のポイント。

――では、改めて今回のテーマを出題する背景とともに教えてもらってもいいですか?

林さん:はい。モバイルFeliCaに関する年代別・男女別ユーザー調査を行うと、利用の中心は30〜50代男性で、各年代4割超の利用率です。次いで20代男女で、「Apple Pay」のサービス開始から増えてはいるものの、女性の利用者は相変わらず全体的に少ない状況です。今後のことを考えると10〜20代の若年層の利用率をどのように高めていくかは、私たちにとっても大切なテーマとなります。

玉川さん:その一方で、電子マネーを取り巻く環境にも変化が起きつつあり、キャッシュレスポイント還元事業やマイナポイント事業、コロナ禍における衛生意識の高まりなどをきっかけに、これまで現金派だった消費者が電子マネーを使い始めるという動きも出てきています。こうした機会に若年層に利用してもらうため、まずは彼らのマインドを理解して今後の施策に役立てたいという発想から、今回のテーマを設定することにしたのです。

――なるほど。今の話の中で出てきた「若年層のマインドを理解して」というのも一つのポイントですか?

坂谷さん:そうなんです。学生の意識、キャッシュレスへの考え方もここ数年で変わってきているのではと考えています。そのため、出題テーマとしては「アイデアを提案せよ」となっていますが、そもそも学生が日々、どんなことを考え、どんな行動をしているのかを、私たちもまずは知りたいと思っているのです。

玉川さん:人は買い物をする時、お金を使う対象に主に意識が向いているのであって、どうやって支払うかという手段に関してはそこまで意識せずに決めているものではないかと思っています。でも、学生たちに改めて、現金にこだわる人は「なぜ、現金なの?」、キャッシュレスで買い物する人は「何がきっかけで、キャッシュレスになったの?」と彼ら自身も気づいていない本音を聞いてみたい。今回は彼らが自分たちの本音にどこまで迫れたかも、評価の一つのポイントにしたいと思っています。

――アイデアだけでなく、そのアイデアの出発点となる「若者の本音」もポイントになるわけですね。ちなみに、ここにいる3名の中で最も若い坂谷さんは何がきっかけでスマホ決済を行うようになったのですか?

坂谷さん:僕も昔は決済手段についてはあまり意識していませんでした。カード型の電子マネーはなんとなく使っていましたが、スマホをかざすだけで決済ができる電子マネーを使うようになったのは、実はこの会社への転職がきっかけなんです。でも一度、この便利さを知ってしまうと、もう元には戻れないですね。

――それほどですか?

坂谷さん:はい。とくに、大好きな音楽の夏フェスなどでは、その便利さを実感します。フェスではできるだけ身軽でいたいので、スマホさえ持っていれば買い物もできる点は大きな魅力ですね。万一、落としても、スマホなら探すことができるし、遠隔でロックをかけることもできる。実は、現金を持ち歩くよりも安全面でも優れていると思います。

――なるほど。そうした夏フェスも、学生たちが使い始めるきっかけになりそうですね?

玉川さん:実際、フェリカネットワークスでも2018年に電子マネー6社と共同で「Fuji Rock」などの夏フェスの協賛もしていて、電子マネー体験の機会を提供しています。

過去には「体験」に価値を置いたアイデアも。

――では、次に具体的なアドバイスをお聞きできればと思います。学生たちは今回のテーマにどのように取り組むと良いでしょうか?

玉川さん:先ほどと重なりますが、まずは自分たち学生のリアルな声をどれだけ見つけられるかだと思います。同じようなテーマで学生に一度、アイデアを募ったことがありまして、その時はアンケートを通して学生の声を集めているチームもがありましたが、もう一歩踏み込んで、数字には表れない声も見つけられると面白いのではないでしょうか。

林さん:「なぜ、そのアイデアを思いついたのか」というアイデアの核と学生の本音が結びついているといいですね。たとえば、前回の募集では「最近の学生には“お得”や“便利”より、“SNSで広げられる” “バズりたい”と訴求する方が行動したくなるといった本音を見つけたチームがいました。彼らは「スマホをかざす」という体験と「ハイタッチする」という体験を重ね、テニスプレイヤーの松岡修造さんとハイタッチすると熱いメッセージが聞ける自動販売機をつくり、そこで買い物する様子をSNSで広めてもらうというアイデアを発表していました。

――すごく、面白いアイデアですね。

坂谷さん:はい。私たちの中からはまず出てこないアイデアです。電子マネーを使う便利さに価値を置くのではなく、体験の面白さに価値を置いている。しかも、どう広めるかというところまで踏み込んでいる点も良かったと思います。

――まずは、「アイデアの核となる学生自身の本音を探せ」ということですね。

玉川さん:そうです。その後の進め方は、チームごとにいろいろあっていいと思います。リーダーが引っ張るチームがあってもいいですし、みんなで意見を出し合って形にしていくチームがあってもいい。学生らしく自由に発想を広げていってもらえればと思います。

心の深い所、心の変化を探ってほしい。

――ちなみに、フェリカネットワークスの方では今後、どのようにモバイルFeliCaを広めていこうと考えているのですか?

玉川さん:ひとことで言うと、各種サービスをより多くのデバイスで、より多くの人に使ってもらえるように活動しています。

林さん:2020年3月にはモバイルPASMOがリリースされ、これによって例えば、JR東日本から地下鉄等の乗り換えの際も、同じスマホをかざすだけで楽に改札を通過できるようになりました。

坂谷さん:また、デバイスという点では「Android」「iPhone」の両OSを中心としたスマホに加え、各種ウェアラブル機器への対応も増やしていっていますし、「メルペイ」「TOYOTA Wallet」のような新しいサービス事業者向けのソリューションの提供も積極的に推進しています。

――ますます、便利で快適な世の中になっていきますね。では最後に、参加する学生の皆さんへメッセージをお願いします。

坂谷さん:「スマホをかざすだけ」の電子マネー決済は、一度経験していただけたら、その良さを実感してもらえると思います。ただ同時に、0を1にするのはかなり難しいことです。そうした高いハードルにぜひ、挑戦してもらえたらと思います。

林さん:私が学生の時は電子マネーどころか、スマホもありませんでした(笑)。今の学生ならではのリアルな気持ち、リアルな本音を教えてください。

玉川さん:やっぱり一番関心があるのは、皆さん自身も気づいていないかもしれない心の深い所です。昨今の環境の変化で、きっと、皆さんの気持ちも日々変化しているでしょう。その辺りの変化も合わせて、心の深い所、心の変化を教えてもらえたらうれしいです。期待しています。

※「FeliCa」は、ソニー株式会社が開発した非接触ICカードの技術方式です。
※「FeliCa」は、ソニー株式会社の登録商標です。
※「おサイフケータイ」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
※「Apple」、「iPhone」、「Apple Pay」、は米国および他の国々で登録された Apple Inc.の商標です。
※「Android」、「Androidロゴ」、「Google Pay」、「Google Payロゴ」、「Google Play」、「Google Playロゴ」はGoogle LLC の商標または登録商標です。

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