【大学生ビジコン対策VOL.5】プレゼンテーションのポイント

みなさんこんにちは、MFCの羽田です。
キャリアインカレでは書類審査の次に「プレゼン動画審査」という審査ステップがあります。そこで今回はプレゼンテーションのコツをお伝えいたします。プレゼンはキャリアインカレに関わらず、今後皆さんが社会の中で生きていく上で必要となるスキル。是非参考にしてみてくださいね。

プレゼンテーションでの基本的な心構え

まずはこれです。当たり前でありながらここで差がつく心構え。「プレゼン」とは何か、ということです。
私は不定期でプレゼン講座という講座で講師を担当していますが、そこではいつも最初に「プレゼンと発表は違う」とお伝えしています。

準備してきた内容を原稿にそって話しているだけなのはただの「発表」。
「プレゼン」とはそうではなく、聞いている相手に何らかの効用や作用を及ぼすことを言います。

両方ともパワーポイントを使ったり大勢の前で話すということ自体は一緒。でも、本質は全然異なるのです。

伝えるだけ、理解させるだけなのは「発表」であり、プレゼンとは伝えた上で「相手の心を動かす」ことが必要なのです。

この差をしっかりと意識して、「じゃあ相手の心を動かすためにはどうすればいいか」から逆算して自分達のプレゼンを見直してください。

プレゼンは、視覚と聴覚の総合評価

次にこちら。書類審査などで使った”書類”とプレゼンで使う”スライド”は全く異なるというお話。

”書類”は相手に読んでもらうことで内容を伝えます。言ってしまえば、そこに書かれている内容以上の情報は伝えられません。
しかしプレゼンはそうではない。視覚だけでなく聴覚でも相手に訴えかけることができます。

そのことをちゃんと意識してプレゼンスライドの内容とトークのバランスをよく考えましょう。

よく見受けられるのが、スライドに情報量を盛り込みすぎてトークがそれをただ読んでいるだけになっているパターン
もう一つが逆で、スライドがスカスカでトークで喋りすぎてしまっているパターンです。

まず最初の「スライドに盛り込み過ぎ」の方ですが、スライドに情報を盛り込みすぎると基本的にはスライドが見づらくなります。文字がびっしり詰まったスライドは、相手に読む気を無くさせます。もうその時点でダメですね。

そしてもう一つのスライドがスカスカなパターン。トークの力で相手に情報を伝えようとしているパターンともいえますが、ちょっと相手の立場に立って考えてみてください。
相手があなたのトークを全て聞いてると思いますか?実はそんなことありません。あなただって人の話を聞いている時、全て集中している聞いているわけではないと思うのです。

どういうことかというと、トーク、つまり相手の聴覚だけに頼ったプレゼンはリスクが高いのです。
一瞬聞き逃すと、聞き手はもう何の話をされていたのかわからなくなってしまい、慌ててスライドを見ても情報が掲示されていない。そうするともうその後のプレゼンについていけない。

”書類”は読み返すことができますが、プレゼンは巻き戻すことはできません。でも、スライドに最低限の情報が書かれていれば相手は視覚で情報をキャッチアップできます。

情報として提示した方がいいものはスライドにちゃんと盛り込みつつ、トークで補足する情報は切り分けて、聞き手がちゃんとついてこれるようにプレゼンスライドも意識しましょう。

プレゼンは、魅せなくてはならない

プレゼンは、プレゼンテーターと聞き手が同じ空間と時間を共有する共同体験です。先ほどもお伝えしましたが、相手の集中力が無くなったり興味を失ってしまったらもう聞いてもらえません。書類だったらもう一度見直す、ということができますがプレゼンは一時停止はありません。プレゼンテーターが突っ走って一人で話してしまい、聞き手が置き去りになってるプレゼンをよく見ますが、あれは最悪なプレゼンなのです。

何が言いたいかと言うと、ちゃんと聞き手が聴きたくなるようなプレゼンをしてくれと言うことです。
手段は様々ありますが、やはりプレゼンテーターには魅せて欲しいなあと思います。
笑いを取りに行く、と言うのもありですし情感たっぷりに訴えかけるのもいいでしょう。もしくは堂々と存在感をアピールするようなプレゼンでもいいです。

「自分の話を相手は聞いてる」と言う前提を捨ててください。誰もあなたの話なんて聞いていません。自分にはまだ何の価値もない、と思ってください。
その上で、相手の気を引かせるためにはどうすればいいか、をよく考えてください。

間違っても、ただ発表内容を読み上げてるだけのプレゼンはやめてくださいね。さっきも書きましたが、それはプレゼンじゃなくて発表です。

差別化、セルフブランディングを意識しよう

インカレの場合、プレゼン動画審査は15〜20チームが挑戦します。つまり、自分以外のライバルがそれだけいるわけです。
そしてあなたはその中から8チームに選ばれなければなりません。では、どうすれば自分が選ばれると思いますか?

よりよい企画であることも大切です。しかし私は、企画内容だけで勝負するのは無策だと思っています。そう、プレゼンは、頼りない企画でも評価を受けることができる秘密兵器なのです。優れたプレゼンは、プレゼン内容よりもプレゼンテーターそのものが聞き手の記憶に残っていると言われるくらいです(勿論、企画内容を最大限練り上げる事は必須です。念のため)。

そのためにも、「自分をどう見せたいか」をよく意識してください。セルフブランディングというやつです。

他のチームより印象に残す。「このチームと準決勝で会ってみたいな」と思わせて欲しいわけです。

パワフルで元気いっぱいなチーム、コミカルで憎めないチーム、カリスマ性に溢れ、何か起こすんじゃないか?と期待させてしまうチーム。

なんでもいいです。ただ言えるのは、意識してブランディングしないとなかなか伝わらない、ということ。ありのままのあなたなんて価値はありません。プレゼンテーターは魅せなくてはならないのです。自分たちがどんなチームなのか、どう魅せるかを意識してください。そうすれば企画内容云々とは関係ないところで、あなた達が他のチームと違うのだということを相手に伝えられるはずです。

過去のファイナリストの動画を参考に!

いかがでしたでしょうか。「間の取り方」とか「身振り手振り」とかそういった小手先のテクニックは実はそんなに大切じゃありません。それらはあくまで手段やテクニックの一つであって、本質的に大切なことはここに書いたようなことです。

キャリアインカレ攻略法の画面に、過去3年の総合優勝チームプレゼン動画を掲載していますので見どころを解説します。

2016優勝のedUTec。彼らのプレゼンは語りかけから入ります。そして最大の強みは自分達の経験からビジネスアイデアに落とし込んでいる事
だから企画内容に必然性と説得力が生まれています。自分達の経験が元になっているからこの「語りかけ」が有効に作用しています。聞き手を自分達のプレゼンに引き込むことに成功しているのです。キャリアインカレ2019の審査項目でもある「使命感」とはまさにこういう事です。

また「教育」をテーマにしているからか、全員スーツで「さわやか好青年」という姿を演出していますね。リーダーの下山君は好青年ながらも非常に個性的な人なのですが、それは彼のインタビューをご覧ください。2017年2019年の2種類があります。

2016優勝。edUTec。

2017年の総合優勝は千葉大学のうとえ。彼女たちはインタビューでも答えている通り、決して派手なプレゼンではありません。小手先のプレゼンスキルじゃなくても優勝できることをある意味証明しているともいえるでしょう。彼女たちの素晴らしさは企画の着眼点は勿論ですが、スライドの情報量とトークのバランスが素晴らしい。彼女たちはデザインを大学で学んでいるからこその強みともいえますが、企画内容をビジュアルで表現し、話を聞かなくてもスライドの内容だけで充分企画を伝える事が出来る。そしてトークではスライドの内容を補足し、更に強化するような伝え方をしています。
また彼女たちは、プロダクトのモックを実際に作ってきました。もしもあなたにそうしたスキルがあるならば、プロダクトのプロトタイプを実際に作って見せることは非常に説得力の強いプレゼンになるでしょう。試してみてください。

2017優勝、うとえ。

そして2018優勝のPlovers。彼らは純粋にプレゼンのスキルが滅茶苦茶高いですね。特に紅一点の佐藤さん。「聞かせる」プレゼンが得意な彼女をトップバッターに持ってきて聞き手を一瞬で引き込ませる事に成功しています。聞き手を自分達に引き込んだら男性メンバーの矢島君、飯塚君にバトンが渡っていき、企画の特徴や強みに流れていく流れも見事です。チームメンバーそれぞれの個性と強みを活かした総力戦のプレゼンと言えるでしょう。
そしてスライドのクオリティも高い。前述したうとえのように、彼らはデザインを学んでいたわけではありませんが、それでもここまで綺麗に表現されたスライドを作る事はできるのです。テーマ出題企業がワコールだったからだというのもあると思いますが、世界観を大切にしたスライドデザインですね。

2018優勝、Plovers

いかがでしたでしょうか。MFCのYoutubeチャンネルには上記以外にも様々な学生プレゼンが載っていますので、参考までにご覧ください。
色んな人のプレゼンを参考にしながらも自分の色、個性を加えていって、ご自身なりのプレゼンを極めてください。

最後に!プレゼン動画審査の提出締め切りは絶対厳守でお願いします!

プレエントリーはこちらから!

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